2011年2月27日の事故を経験して
enを立ち上げてはや5年、これまで多くの方と楽しい時間を過ごしてきました。
これも皆さんの協力があってのことだと思います。ありがとうございます。
今回、2人の方がケガをする事故が発生し、
立ち上げメンバーやその他色々な方と話をする機会を持ちました。
このenを立ち上げるきっかけとなったのはあるツーリングチームに
これ以上参加できないということがあったからです。
そのチームはenとは正反対のチームで、
「峠はサーキットかのように攻める」「すり抜けはあたりまえ」「スピードも速い」というチームでした。
このままだといつか事故になると思った私たちはそのチームのツーリングに参加することをやめました。
残念ながら、そのチームは事故発生をきっかけに既に活動を行っていません。
世の中を見るとそういったチームが多くあります。
そんな時、『私たちが走るチームが無い…』『だったら私たちがチームを作ろう』となったのです。
立ち上げ時、私たちの中にこれだけは絶対というものがいくつかありました。それは
・安全で無理をしないツーリング
・ノーマルバイクでは参加できない「マニアの集団」にはしたくない
・皆が楽しい時間を過ごせる
・女性目当てだけの参加者を無くす工夫
というものでした。
無事に帰って「楽しかった」と話せるチームを目指そうと立ち上げを行いました。
HPを立ち上げ、最初は誰が見てくれているのかも分からない状態で活動をしていましたが、
1人増え、2人増え、今では約60人の方とこれまで共にツーリングに行くことが出来ました。
そんな中、「いつも安全だったか?」と思い返すとそうでは無い時もあったのではないかと思います。
・車間距離が近い時
・列から離れるという不安から黄色信号で前に追いつこうと無理をした時
・1グループの台数が10台近くなる時
・行先が分からないまま付いて行っている時
メンバーが多くなるにつれて、先頭を走る難しさを感じるようになりました。
ルールをしっかりと決めた上で、ツーリングをしていないことに今さらながら反省しました。
今回の事故をきっかけに私たちは変わらないといけないと思います。
安全に、楽しく走る為のルールが必要だと思います。
色々なルールを決めると最初は窮屈な思いをするかも知れませんが、
無事に帰って「楽しかった」と話がこれからも出来るよう協力して頂きたいと思います。